治療計画のための3つのポイント

よしどめ歯科グループの最も特色とするところは「コミュニケーション重視型の診療」という点です。吉留理事長も常日頃から医院スタッフ全員に「スタッフ同士の無駄話は良くないが、患者さんとはどんどん話しなさい」と教えています。そんな日常の会話の中に、治療の計画を考えるためのヒントが隠されている場合もあるからです。

「症状」と「意思」と「環境」

治療計画を立てる上で、まず注目するのは言うまでもなく患者さまのお口の状態、つまり「症状」です。どういった主訴で来られたのか、どこが気になっているのか、というのはもちろん、CTやレントゲンといった資料を取った上で診療サイドとして「こうしたほうがいいですよ」という提案も行います。これは歯医者さんだったら当然のポイントですよね。

二つ目に大切なポイントは、患者さまの「意思」です。痛みを止めたい、歯を白くしたいなど、どういう処置を望まれているのかを、しっかりとヒアリングします。主訴はともかく他の歯や顎の骨の状態などは、資料を見て患者さまも初めて気づかれるケースもありますので、こちらもいくつかの治療パターンを提示するケースもありますが、その上で最終的にコンセンサスを取って治療に臨みます。

そして意外に大事なのが、患者さまの置かれている「環境」です。お忙しい方なのか、比較的時間に自由が効くのか、お仕事をされているのか、子育て中なのか。どれくらいの距離を、どんな交通機関を使って来られたのか、そういったこともヒアリングします。

じつはこの環境に関する情報は、患者さんご本人も歯医者さんでの治療と日常とを切り離して考えている方もけっこういまして、こちらの治療計画がじつは患者さんに負担があっても、その場では無理して頷く方もいたりするんですね。「そうしないと治らないなら何とかしよう」と考えてしまうんです。そうではなくて、きちんと日常生活に支障やストレスのかからない計画も立てられますよ、というのは、歯医者さんの方から汲み取って話をする必要があります。

こういうところまで話をしていただくには、やはり信頼の構築が大前提で、そのためには、今日の天気の話でも。飼っているペットの話でも。お孫さんの話でも。いいよ、なんでも話しなさい。というのが吉留理事長の考え方なんです。